2016年公開されたホラー映画
点数は72点
wikiよりあらすじを抜粋
明かりを消すと現れる「何か」。幼い少年はその影に怯え、離れて暮らす姉に相談する。ひとり暮らしをしていた姉は、自身も同様の経験をしていたことから実家を訪れて真相を解明しようとする。沢山の明かりを用意して謎の解明に臨む彼女だが、電気は次々と消えていく。「それ」には、母親の秘密が関係していた。
最初はとある男性が仕事をしている時に何かが現れて男性が殺されるところから物語がスタート。
とあるアパートで一人暮らしをするレベッカの元に弟がやってくる。
お母さんの様子がおかしく、家に恐ろしい何かが潜んでいるから一晩泊めて欲しいと。
それを一度は断るも、母の様子がおかしいこととアパートの中に何かが現れた事により弟を泊まることに同意する。
父親も死んでいる事を知らされ、何があるのかと家を調べてみると母の病気に関するレポートと共にとある少女の実験記録がある事を発見。
その少女は人の心を動かす不思議な力があるが皮膚が極端に光に弱い奇病である事が記されている。
これらの事から何かは光を消した時にだけ現れる事、母の心に寄生する形で存在している。
母の鬱病を改善させれば何かをやっつける事が出来ると予想して実家にいき決戦の夜が来る。
こうして、無事に何かを退治する事に成功してエンドとなる。
ホラー映画としては久しぶりにみる透明人間が襲いかかってくる映画です。
2000年に公開されたインビジブル以来かな?
何かが透明になる過程は一緒なのでわかりやすいですね。
透明になってしまうと自我が崩壊するためか、人を襲うモンスターになってしまうようです。
このあたりは東洋的な考え方よりも西洋的な考え方があると見え方が違うと思います。
インビジブルでは透明になっても存在はきちんとあるため何処にいてもちゃんと触れます。
しかし、ライトオフでは幽霊的な物質に変換されたからか光があると姿も見えないし触る事も出来ません。
そのおかげで光があるところがセーフティエリアとして成立し、光が重要なアイテムになります。
これはゲームのスーパーマリオで出てくる敵キャラクターの幽霊テレサを考えるとわかりやすいです。
後ろを向いていると近寄ってくるし、前を向いたら近寄ってこない。
そんな感じで光が無い時は近寄ってきて攻撃するし、光がある時は消えて攻撃もしてきません。
透明人間にゲームのギミックボス要素がくっ付いた状態。
ギミックを攻略すれば勝てる相手ですね。
実際、映画の中でもギミックを攻略して何かを倒しています。
最後のギミッククリアした時に泣けた人は邦画の仄暗い水の底からも観てみると泣けるんじゃないでしょうか。
ネットで怖い映画はコレと記載があったので観てみました。
影と光でパッパッと姿が見えたり消えたりする演出は素晴らしく怖い映像ですが。
ギミックボスとしてギミックが分かってくると怖さは消えていきます。
そのため点数としては72点。