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wikiより抜粋
『ぼぎわんが、来る』は、澤村伊智による日本のホラー小説。2015年に「澤村電磁」名義『ぼぎわん』のタイトルで第22回日本ホラー小説大賞の大賞を受賞。
点数は79点。
とある少年がお爺さんの見舞いをしていた時。
家に訪ねてくる不思議な人影が見える。
その少年は不思議な人影が恐ろしく答える事も出来なかった。
そこで、寝たきりになっていたお爺さんが出ていけ!と叫ぶ人影は消えてしまった。
呼びかけに答えてもいけないし、招き入れてもいけないモノ。
そんな不思議な体験から10数年後。
結婚して子供も産まれるという幸せな時。
会社に不思議な来訪者が来る。
部活が対応したので見に行くも来訪者の姿はすでになく。
部活から話を聞いたら誰も知らないはずの赤ちゃんの名前を問いかけられる。
その時、部活に不思議な怪我が発生し部活は入院生活をする事になる。
不思議な事が起きるので怖くなったために霊能力者に助けを求める事になるのだが、、、
ホラー小説しての導入部分は最高に怖い。
謎の人影とは何か?
ぼぎわんとは何か?
どうして赤ちゃんを狙っているのか?
はたして助かる手段はあるのか?
この辺りの描写がなかなかに怖い。
ここからは作品のネタバレになるんですけど。
主人公だと思っていた男性が消えて子供が消える所までは怖い。
そこで完結しても良かったぐらいに良かった。
しかし、ここから真の主役たる霊能力者姉妹が本格的に動き出す。
今までのが導入だったのかとビックリ。
その後の解決までが超能力バトルみたいになってホラー小説から離れた感じになっている。
娘さんが帰ってきてハッピーエンドではあるんだが。
スティーブンキングの呪われた町のラストに比べるとホラー度合いが落ちる。
それらを加味すると点数は79点となる。


