まだ、考えている最中です。
ドラゴンボールの公式店舗が炎上しており、作者の担当編集者が苦言を言ったとネットニュースで見ました。
世界観を理解されていないと話がありました。
でも、これはドラゴンボールだけではなく遊戯王、エヴァンゲリオンなどの他の作品でも同じ事が言えます。
ですが、日本にはドラえもん、アンパンマン、ゴジラ、仮面ライダー、ポケモンと世界観が着実に受け継がれており。
また、監督が違っていてもドラえもんであるし、アンパンマンであるし、ゴジラだし、仮面ライダーであり、ポケモンである。
アメリカンコミックでスーパーマンやバットマンも演じる人が変わっても、スーパーマンでありバットマンとして認識される。
でも、ガンダムはそれらともまた違う形で受け継がれている。
それが、ガンダムという概念であると考えている。
これは学園7不思議とかと同じような形で、学校で起きる不思議でホラーなら7不思議として語られる。
そういう概念である。
それを確立したのがガンダムF91
そこまでは一年戦争でガンダムが活躍している作品がガンダムであったのに。
F91ではガンダムを知らない作中のキャラクターが白くてこんな顔のモビルスーツをガンダムと呼んだからガンダムF91と呼称する。
それにより、そんな顔のモビルスーツで主人公が乗りガンダムと呼ばれたらガンダムであると認識されるようになる。
以降はガンダムW、Gガンダム、ガンダムXなどガンダムとして一年戦争とは別の作品が生まれていく。
それを真似て平成仮面ライダーシリーズとしても仮面ライダーという概念を作り上げている。
ポケモンも新シリーズを展開する事に成功しているのもポケモンという概念になったからだと考えている。
作者が居なくなったドラゴンボールなど、作者が居なくなっていくジャンプ作品は概念になれるかが今後の分かれ目となると考えている。
ディズニーが今苦戦しているのも夢の国という概念が揺らいでいるのかも?
まとめとしては、富野さんが例えば今居なくなってもガンダムは続いていくと考えられる。
それがガンダムという概念の完成させた富野さんの強さであり本当の凄さなのではないだろうか。


