2025年現在
小説家になろう。カクヨムなど素人でも小説を書いて沢山の人に読んでもらい。
書籍化、アニメ化と進む人が増えている。
そんな2020年代にファンタジー小説でとある革命があった。
魔法を使うために呪文を唱える必要はないだろ?
魔法を使うために呪文を唱える時に無防備になるから邪魔されたら意味ないじゃん。
ならば、呪文を無くしてしまえっ!
こうして呪文を使わないファンタジー小説が氾濫することもなります。
そもそもの呪文とは何か?
それをファンタジー小説に取り込み根付かせたのがスレイヤーズである。
これにより、人が人の限界を超えた超常たる現象を具現化する事が可能となったのです。
指輪物語などファンタジー小説はスレイヤーズ以前より存在しており魔法も存在している。
最近ではハリーポッターも魔法を使うファンタジー小説として有名だが人知を超えるような超魔法はほぼ出てきません。
空を飛んだり人を吹き飛ばしたりする程度でしかありません。
しかし、スレイヤーズは違います。
炎を出したり、氷を出したり、果ては重力やらブラックホールに似たような人の限界を超えた魔法を使います。
どうして、このような事が出来てしまうのでしょうか?
その理由こそがスレイヤーズの伝説的な功績です。
その理由とは神様に力を貸してもらう、または魔王の力を貸してもらう事で魔法を使います。
力を貸してもらう対象を討伐してしまうと、その力を借りて使える魔法が使用できなくなるのも画期的な描写でした。
さらに掘り下げてみましょう。
どうして、そのような力を貸してもらって魔法を使うような設定が出来たのか?
日本独自の宗教観が根底に存在しているからです。
神主が祝詞を読み上げ、神様にお願い事をする。
神道という宗教観です。
陰陽道などもその系譜です。
怨霊となる人を神様として奉り。
災いを沈めるために神様に祈り奉り。
五穀豊穣を祈り奉り。
日本人の根底に存在している神道があるからこそスレイヤーズで神様や魔王の力を借りて超常現象を起こす設定に繋がりますよ。
その証拠として、スレイヤーズの主人公リナの実家では神様に仕える巫女の一族である。
リナの姉は神様の力を借りてリナを恐れさせるほどの強さだという。
また、その特殊な家系であるからこそ魔王よりも高位である存在に力を貸してもらい作中最強の呪文を使う事が出来ます。
リナの一族以外が呪文を唱えると、さくちゅで言及されていませんが呪文が完成することが無く呪文を唱えた人は死ぬ事になるでしょう。
さらにリナはその呪文を唱える事により高位の存在を自身の体に降臨させる一歩手前まで出来ています。
この神降ろしなどが根拠として神道の系譜としてのスレイヤーズが存在しています。
神道で祝詞を読み上げるように。
魔法を使うならば呪文という祝詞を読み上げる必要があったのです。
確かに指摘されているように呪文の詠唱は無防備になるけれど。
それは神道で祝詞を読み上げる時には、それ以外の事をしてはいけないからでもあるのです。
神道をファンタジー小説に落とし込んだスレイヤーズは、日本のファンタジー史を語るのに必要不可欠な存在です。


