国民全員が読めば世界が変わる
奇跡の経済教室
子供には知っておいて欲しい
現在のお金とはいったいなんであるのかということを・・・
☆2020年現在の日本での常識
日本では政府の財政赤字が大問題である。
そして、それをどうにかするには税金を上げるしか無いんだと続きます。
☆2020年現在の日本人が考えるお金の本質の間違え
お金で物が買える=物と交換が出来る
だからこそ、お金に価値がある
広く一般論としては上記の考え方が基本となっています。
それは本当に正しいのでしょうか?
実は違うのです。
日本政府がお金をお金であると認めているからこそお金に意味があり
品物と交換をすることが出来るんです。
それが無ければ、紙幣とはただの紙でしかありません。
それは世界でも同じことが言えます。
例えばお隣の国、韓国での事例ですが
韓国の紙幣であるウォン
現状、こちらは紙幣としては世界に通用しません。
世界で使うためには一度ドルや円へ交換をする必要があります。
それはなぜか?
世界の国であるそれぞれの政府が認めていないからです。
その事例からいくと円はどうなのか?
世界の国であるそれぞれの政府が円には価値があると認めています。
そのため、円はドルに一度交換をせずとも世界中でユーロ等に交換が出来るのです。
そうすると、不思議な事に物と交換が出来るからお金に価値があるはずなのに
韓国では世界で物と交換が出来ないという不思議な現状が起きていますね。
円だけで暮らしている私たちからしたら円で物が買える事が当たり前ですが
世界では当たり前ではありません。
そこが認識として間違える元になっているのかもしれません。
☆日本のデフレ要因
上記にあるように世界で円は価値があると認められております。
ですが、それに対して円の供給量が少ないのが現状である。
そのため希少性があり価値のある円を世界はドル等と交換をしていきます。
そのため円高に進んでいる事情があります。
なぜ、供給量が少ないのか?
そこにデフレ要因があります。
それこそが政府の財政赤字と呼ばれている物の正体でもあるのです。
突然ですが、質問です。
Q・個人で円を世界に供給出来る人は居るでしょうか?
さっそく答えですが
A・存在しません。
個人が紙を作って、「コレには金貨1枚と同じ価値がある!」
そう叫んだとしても誰に信じてもらえるでしょうか?
そうです。
信じてもらえないんです。
信じてもらえないからこそ紙は紙で紙幣にはなりえないのです。
では、円を発行し世界に認められているのは何か?
それこそが
日本政府です。
日本政府が日本銀行券を創造して世界が認めるからこそ円が存在出来るんです。
そのため、日本政府が世界に円を供給することでしか
世界に円は存在できません。
それなのに、日本政府は世界に円の供給をしていないんです。
我々日本人が使う円が少なくなってきており
一人あたりが使える円が少なくなり
そうして円の希少性が発生し、円の価値が高まるのです。
そのため、物よりも円を保有することを選択してしまったのが現在の日本の状態です。
☆まとめ
この本での内容だけではまだまだ足りない事だらけです。
ですが、2020年代の日本がどのような状態であったのか
また、世界がどのような状態であったのか
これらを知っておくことでお金とどう向き合うことが必要であるのかを学んでほしいと願います。