目次
今回ご紹介する書籍
「世界1幸せな子供に親がしていること」
こちらには子育てをしていくうえで
親が子供にしてあげれること
そして、やってはいけないことが書いてあります。
こんな人にオススメ
○現在子供が居ない人
○子供が小学校までの人
なお、一度には紹介しきれないため複数回に分けてご紹介します。
☆結論:子供の安全のために予防はするな
著者が参考とされたオランダではこんな例え話があります。
公園の池に子供が落ちると危ないからと柵を作るな
柵を作るよりか、落ちても助かるように泳ぎ方を教えろ
☆なぜ、予防をしてはいけないのか?
先ほどの例えの前半として柵を作ることがありました。
ですが、ここからが問題になるんです。
子供が柵を乗り越えたら?
柵と柵の間をすり抜けてしまったら?
さらに、ひとつの公園で柵を作ったとしても別の公園では?
予防を考え出してしまうと際限がなくなり不安に陥ることとなります。
そのため、
親は子供を監視下に置き常に目の届く範囲でしか子供を遊ばせることが出来なくなります。
そうして、親は常に緊張感を持ち続けて疲れて疲弊していくことでしょう。
親にも子供にも良く無い環境が出来上がります。
☆予防の代わりに何をしてあげるのか?
ここで、例えの後半部分に注目しましょう。
「落ちても助かるように泳ぎ方を教えろ」
なぜ、泳ぎ方なのか?
小さな可能性でも発生することを前提にして物事を教えていくためです。
今回の事例では池に落ちたらどうすればよいのかが焦点になってきます。
池に落ちる可能性は無くなりません。
ですが、落ちたとしても助かる可能性を上げることは可能です。
それが泳ぎ方を教えることに繋がります。
☆なぜ、対応策を教える必要があるのか?
これは最終的に子どもに自立心を芽生えさせる工程としても大切な事です。
私たち親が常日頃から子供の行動を監視し
危険な事があるたびに助けてあげることは出来ません。
そして、いずれは子供は一人でいろんな場所へ自由に行くことを望みます。
そのような時に、危険を予測して対応出来るならば?
親は安心して子供を一人で出かけさせることが出来るでしょう。
☆私の考え
今回の事例を私の子供に例えると
トイレトレーニングにあてはめることが出来ると考えています。
予防はおむつを常にしておくこと
対応はトイレに失敗した時にタオル等で拭く
失敗したらどのように動けば良いのかが理解出来て
それを自分一人で出来るようになった時
きっと、私たち親が手をかけなくても
子供はトイレトレーニングに成功すると信じています。
このように子ども一人で出来る事を増やしていき
いずれは一人で公園に遊びに行き、お出かけをするようになり
この、素敵な事が満ち満ちている世界を堪能するようになると願い
今回のブログを一旦終わります。
同じように、子供の自立心を育む方法に迷っている親に
その方法の一つが提示出来ておれば幸いです。