雑記・日記

アーティストデート 2回目 〜描く人、安彦良和展〜

目次

描く人、安彦良和展に行ってきました

今回、「描く人、安彦良和展」に行ってきました。点数をつけるならば88点です。

以下のURLで動画を開きます。

描く人、安彦展

展示会の概要

この展示会は、アニメファン向けでもあると同時に漫画やイラストを描く人向けの美術館のような展示会でした。私自身、機動戦士ガンダム、Zガンダム、ZZガンダム、F91、オリジンを視聴しておりアニメファンとしての視点を持ち、イラストを描く人ではありません。しかし、それでも2時間以上も滞在して鑑賞を続けてしまうほど楽しめました。

展示内容

展示にはアニメのレイアウトや初期案、実際の映像も視聴できるコーナーがありました。前回訪れた手塚治虫記念館が科学館のような体験型の展示だったのに対し、安彦展は観ることに特化した美術館という印象を受けました。

たしかに、展示されているアニメ制作時のコンテや初期案は重要ですが、私が特に心惹かれたのは原画でした。作品に関連するイラストポスターや原画は、この展示会の大きな目玉だと感じました。

原画の魅力

原画ポスターが大きく引き伸ばされ、細部までじっくりと観ることができる展示は圧巻でした。キャラクターの線の違いや、主人公たちの目線の使い方も印象的でした。主人公たちは斜め上を向いており、挑戦者としての強い意志が感じられます。それに対して、敵キャラクターは真正面を向いており、挑戦を受けて立つ構図が見て取れました。

この構図は1981年のガンダムでのアムロとホワイトベースのクルーたちとシャアやザビ家の関係にも見られ、その後のZ、ZZ、そして安彦オリジナルアニメでも引き継がれています。

キャラクターデザインの進化

全体的に、ガンダムに登場するレツ、キッカ、カツのような丸みのあるキャラクターデザインが進化しており、オリジンの完成に繋がっているのが見どころです。初期の尖った印象から、丸みを帯びたコミカルなデザインに変わっていく過程も興味深かったです。それでも、挑戦者としての強い目の表現は変わることがありませんでした。

まとめ

ガンダムが好きという理由で行ってみましたが、結論としては非常に満足度が高い展示会でした。観る前は、駐車場の料金が2時間まで400円だったので、すぐに見終わって帰るつもりでしたが、実際には3時間近く滞在し、熱中して絵を鑑賞しました。

ガンダムを知らない人でも、美術館に絵を見に行く感覚で楽しめる展示会だと思います。期間限定のため、気になる方はぜひ見に行ってください。

残念な事としては写真撮影が完全禁止であり何も撮影できなかった事です。

その代わりに物販でパンフレットなど充実しているので思い出として購入されても良いかと思います。

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