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テイルズオブザレイズ終了のお知らせ
テイルズオブザレイズが終了しました。私がプレイを始めたのは1周年のルドガーがオーバーレイを獲得した時からなので、もう6年もプレイしていただけに、この終了はとても寂しく感じます。
最後のイベントと感想
最後のイベントではひたすらレイズをプレイし続け、魔鏡はほぼコンプリートできました。数枚取れなかったものもありますが、これだけやって取れなかったなら仕方ないと諦めもつきます。
ストーリーの既読状況もコンプリートでき、キャラ強化も最低限は完了しました。自分のプレイ状況はこれくらいにして、次はリメイクについて考えてみたいと思います。
テイルズオブザレイズとは
テイルズオブザレイズは、歴代約20作品のキャラクターが登場する大作で、最近ではユニバース系とも言える作品です。すべての作品を遊んでいる人はほとんどいないでしょう。ファミコンからPS5まで、さまざまなゲームハードで展開されていることが原因の一つです。
リメイクの重要性
私と同世代の30~40代は初期からプレイしているユーザーでしょうが、最近の10代はPS4やPS5からプレイしている人が多く、初期のテイルズシリーズをプレイしている人はさらに少ないでしょう。同様に、ドラクエやFFシリーズといった古くからある作品も初期作品を遊べる人は少ないはずです。それでも人気が維持されている理由は、リメイクの頻度にあるのではないかと思います。
例えば、ドラクエ3は7回ハードを変えて展開され、さらにリメイクが追加される予定です。FF5は12回ハードを変えて登場しており、ダウンロードコンテンツとして何度も安売りされて、新規ユーザーも過去に遊んでいたユーザーも楽しめる状態です。
他のメディアとの比較
音楽でも同様の現象が見られます。ベートーヴェンの曲名を知らなくても、一度は聴いたことがあると答える人は多いでしょう。アニメでも『ゲゲゲの鬼太郎』『ドラえもん』『宇宙戦艦ヤマト』などがリメイクされて長期間にわたり展開されています。『アルプスの少女ハイジ』はアニメのリメイクはありませんが、家庭教師のトライのCMに起用されて広く知られています。
テイルズシリーズの現状と未来
これらを踏まえてテイルズシリーズを考えると、リメイクもダウンロードもなく、まったく触れる機会がありません。このままでは、ドラクエやFFが偉人や昔話のように語り継がれていく可能性が高いのに対し、テイルズシリーズは消えゆく運命にあるように思えます。
岡田斗司夫さんの動画資本論では、過去の動画に少し解説を付け加えて再度アップロードすることで、過去の作品も再利用して視聴される機会を増やし、鮮度を保つ方法が紹介されています。リメイク商法として批判もありますが、過去の名作が何もせず忘れられていくくらいならば、リメイクなどでテコ入れをしてほしいと思うファンも多いでしょう。
レイズのリコレクションと終了
その点で、レイズのリコレクションは過去作品のストーリーに触れる良い機会になり得たのに、完成してすぐに終了となるのは残念です。経営陣の判断は失敗していると思えるので、レイズの終了が非常に残念です。