映画

フォードvsフェラーリ

85点

レースシーンが圧倒的にかっこいい。

内容としてはフェラーリに別買収の出汁にされけなされたフォードがフェラーリへの対抗心からルマン24の優勝を目指して勝つ現実に起きた話です。

そこに元伝説レーサーのシェルビーと天才的なレーサーでもあるが人格に問題があるケンの2人の友情物語が語られる。

その物語がプロジェクトXのように挑戦の物語であるのも面白いポイントである。

また、ディズニーのカーズ1を観ているならばカーズのレースシーンがルマン24だとも分かるのも楽しいポイントでした。

カーズ1はみたこともありましたが、カーズとドッグなどの関係や走るシーンのカッコ良さとか他に目が映り、なんで同じコースを走っているのかは気にしていませんでした。

それで、このフォードvsフェラーリでルマン24というのを知りびっくり。

同じコースをひたすら24時間走るだけ。

言葉にするのはたったそれだけ。

それだけなのにいろんな人が熱中し白熱していた時代。

そんな時代背景も見えてくるのも面白いですね。

最後にこの映画の最高のポイントはケンがレース最後に見せる横顔。

それがほんと息を呑むカッコ良さがある。

それまでにも朝日や夕焼けを背景にカッコいい絵や、レースのかっこいいシーンはあったのに。

それらを抜いてカッコいい絵を見る事が出来る。

このシーンだけでもこの映画を観る価値はありますね。

このため85点としています。

こちらの記事もおすすめ!