機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-
2025年1月末に上映開始
公式でネタバレが可能なチャットを用意するのと同時に上映前の情報をほぼカットしている話題作です。
映画としての点数は85点
ネタバレ無し
ネタバレ無しで語るには前半と後半で観る点数が変わります。
歴代ガンダムを見てきた人にとっては前半部分は点数が高くなる。
また、テレビアニメ放映前の序章として本作上映があるためか後半部分は評価が低くなっている状態が映画.comの評価に表れているのでしょう。
ガンダムシリーズが好きであればネタバレ無しで観に行ってお値段分の損はありません。
しかし、それ以外の人が慌てて観る必要はないでしょう。
テレビアニメの放映を待っていても良いかと思います。
少しネタバレ有り
それでは少しネタバレ有りで観る必要がある人はどんな人かと言います。
それは、PS時代にとあるゲームをプレイした事がある。
または存在を知っている人です。
そのゲームとは。
ギレンの野望❗️
そう、ギレンの野望でやりたかった事、観たかった事があるんですよ。
それが映画館の大スクリーンで見られる。
その感動は観ないと損です。
また、ギレンと言う事で初代ガンダムシリーズ、俗に一年戦争シリーズを好きな人も観るのをおすすめします。
最近のガンダムしか知らない人は置いていかれるかもしれませんが、それでも古い絵では見れないと初代ガンダムを観ていない人でも最新の映像で見られるためおすすめできます。
ネタバレ全開
さて、ここからはネタバレ全開で話を書いていきます。
まず冒頭は初代ガンダムです。
シャアがザクに乗ってV作戦を確認するところから物語は始まります。
初代ガンダムとは違い、シャアは大胆な行動に打って出ます。
それがガンダムを強奪する事です。
これに成功したのでそのままホワイトベースも強奪に成功。
その成果を持ち帰る事により初代ガンダムとは違う展開になるかと思いきや。
ドズルは戦死しソロモンが落ちる所までは初代ガンダムと同じストーリーで進みます。
ソロモンが落ちてジオンは絶対絶滅。
しかし、シャアのガンダムの活躍によりビグザムの量産が実現した事で形勢逆転。
連邦軍は敗北濃厚となるもソロモンをジオン軍の急所ルナツーへ落下させる強硬策に出る。
そこでもシャアがガンダムによりソロモンからルナツーを守る任務を与えられる。
そこで、ジオンを裏切り自信が考える復讐
の一手にしようとした時。
ガンダムが謎の光を放ちソロモンの一部諸共消失。
ソロモンはルナツーに落下せずジオンの勝利が確定するもシャアとガンダムは行方不明となる。
連邦軍とジオンで停戦協定が結ばれて一年戦争が終結した数年後から再び物語が始まります。
シャアとガンダムの行方を追い、シャリアブル率いるホワイトベースと新型ガンダムがサイド6のとあるコロニーに行く。
そこでシャアのガンダムを発見するもシャリアブルはシャアが搭乗していないことを看破。
その頃、とある女子高生がとある運び屋の少女との出会いを機に平凡な運命が変わっていきます。
赤いガンダムと新型ガンダムの戦闘に巻き込まれ、成り行きで新型ガンダムに搭乗しニュータイプ専用装備を起動し戦います。
その新型ガンダムこそ、映画タイトルのジークアクス。
映画はここまでで、その後の物語はテレビアニメ放映を待つことになります。
ここからは考察です。
なぜ、ドズルの居るソロモン攻略までは本来の歴史通りなのか?
アニメ放映ではついついガンダムが居る事で連邦軍が逆転していくように思えるのですが、事実は違います。
ガンダムが居ても居なくても連邦軍は逆転を出来たのです。
それを考えるためにはギレンの野望というゲームを少し語る必要があります。
このゲームは戦略シミュレーションとして仮想戦記を楽しむ事が可能です。
日本では信長の野望が有名でしょう。
信長の野望では戦国時代の武将を選び戦国時代を勝ち抜く事を目標としています。
それと同じようにギレンの野望では連邦軍とジオン軍を選び一年戦争を勝つことを目標としています。
連邦軍で開始するとついついアニメのようにガンダムを開発して戦況を動かせると考えてしまいますが出来ません。
ガンダムの開発コストが高く量産が出来ないし地球全土に宇宙の拠点を守ったり攻めたりするにはガンダム単機では不可能なのです。
それならどうするのかと言うとボールやジムをひたすら量産して物量で圧倒していくのです。
マクベの鉱山を攻略し、ジオンの補給線を断ち。
宇宙艦隊を編成しソーラレイにてソロモンを攻略。
一年戦争の勝利が見えてきます。
逆にジオン軍で開始すると初戦はザクがあるため有利に立ち回る事が可能ですが後半になると連邦軍の物量により勝つ事が難しい状態となるのです。
そのような事になるのはジオンがコロニーに住んでいる宇宙国家だからです。
そもそも人が住むには食べ物も必要であれば住む場所、調理する道具などいろんな物が必要です。
それを手に入れるには鉄などの鉱石、食べ物を育てるための土なども必要です。
ジオンはコロニーに住んでいるため手に入れる手段が無く。
手に入れるためにマクベの採掘場が存在しています。
そこを失った時点でジオンは兵器の生産が出来なくなり戦争の継続が出来なくなるのは明白です。
それは現実の日本が第二次世界大戦で占領していた土地を失い資源不足になって負けたのと同じです。
それをギレンの野望というゲームでは再現しているのです。
そのギレンの野望でもジオン勝利するシナリオがあり、その一つにビグザムを大量生産して連邦軍の艦隊を殲滅する事でした。
それを現実にするにはソロモンが落ちてからジオン本国への侵攻日数的には無理がある状態。
その日数を耐えるためにもシャアのガンダムが一役買います。
アニメ版ガンダムではララァがエルメスに搭乗してソロモンを占領している連邦軍を攻撃して足止めしています。
それもガンダムにより阻止されていますが、映画本編ではガンダムはジオンのシャアが所有しておりエルメスのビットも開発出来ている。
ララァがいないけれどもシャアにニュータイプ能力があると考えられて本来はエルメスに搭載される予定だったビットがシャアのガンダムに搭載される。
これによりソロモンから先に連邦軍はなかなか進めず膠着。
その間にドズルが残したビグザムの量産が達成出来た事によりジオンは連邦軍への逆転をさらに逆転させる事に成功するシナリオが完成したのです。
キャラクターとして考察
ジオンの地球の拠点が落ちているけれどガルマは存命しており、無事にイセリナと結婚していると考えられます。
おそらく初代ガンダムのストーリーでガンダムと対決し敗れた人たちはドズル以外はガルマ同様に存命していると考えられます。
なぜ、ガルマが存命なのかはシャアと出会わなかったからだと考えられます。
アニメガンダムでガルマが死亡する条件としてシャアに出会い前線に出る事が必要です。
シャアに出会うまでは政治家として活動を主としており軍人として戦場には出ていなかったのです。
また、イセリナと結婚をするために手柄となるガンダムの話をシャアに聞いた事により前線に出陣しシャアの裏切りにより死亡が確定。
そもそもシャアにしてもガルマと出会いホワイトベースにぶつけるなんて復讐するチャンスがなかったら実行しなかった事なのです。
そのため、映画本編ではガンダムを奪取する事で地球に行く事もなくガルマにも出会わなかったので復讐をする機会がありませんでした。
このガルマが存命である事で、アニメ本編でガンダムに敗れる敵が存命する流れが出来上がります。
ランバラルはガルマの敵討としてホワイトベースを狙い返り討ちに合うのですが、ガルマが存命のため地球に行く事もなく死ぬ事もなくなります。
黒い三連星はマクベ増援として地球には降下したでしょうが、ホワイトベースと戦う事がないため3人とも存命。
マクベの基地の重要性や優先度を低く見積もり選局が不利になったら撤退しているだろうから存命。
マクベも地球基地のアニメ本編同様に戦況不利で撤退しているために存命。
映画本編でも存命が確認出来ています。
ソロモンへの援護はアニメ本編と同様に脱出してきたミネルヴァたちを救助するために間に合わなかった。
それでもガンダムと戦闘が無いため死ぬ事は無かった。
ララァも存命である可能性は高く。
アニメ本編ではガンダムを追ってきたシャアがガルマ戦死の汚名返上するために地球で出会ったからスカウトされる。
結果的にエルメスにてガンダムと戦う事で命を落としています。
映画本編では地球にシャアが行かなかったのでララァとも出会う事がないためエルメス搭乗する事もないため地球にて平凡な女性として生きている可能性が高い。
そして、シャリアブルもアニメ本編ではガンダムとの戦闘で死亡するはずが映画では戦闘が無く存命しています。
なぜ、シャリアブルがシャアと手を組んで後半でも重要人物となりえたのか?
パンフレットではたまたまシャリアブルを選んだと記載されていますが、そうではありません。
ニュータイプとして能力を得たシャアと手を組む人はララァが存在しないためシャリアブルしか残っていないのです。
ガルマは地球で退役し結婚生活をしている。
ララァも地球に居るためにシャアの横には居ません。
その他のランバラル、三連星、マクベもニュータイプでは無く。
しかも軍隊の派閥でのライバルとして存在しているので仲間に引き込めないのです。
その点、シャリアブルはニュータイプでありつつギレンとキシリアの派閥争いに使われており引き込める土台があったからです。
シャアがニュータイプについて考えるようになるのはアニメ本編ではガンダムと戦い負け続けララァに出会ったからであり。
ちょうどソロモン攻略作戦前後にニュータイプが必要であると考えだします。
その事から映画本編でもソロモン攻略作戦前後に自分もニュータイプであると告げられニュータイプの必要性を考えるようになります。
そのため、シャリアブルと出会う時にはニュータイプ同士で手を組む事を考えられるのでありシャアとシャリアブルのコンビが誕生しました。
今後、映画本編で消えたシャアはアニメ放映で再登場するのか。
シャリアブルの活躍はどのようになるのか。
初代ガンダムの登場キャラとしてアムロ、ハヤト、リュウ、カイ、ブライトなどのホワイトベースクルーになるはずだったメンバーは登場するのか?
ブライトさんは映画本編ではホワイトベース奪取される時に死亡している可能がありますが、存命である事を期待しています。
ジオン側の存命キャラもどうなるのか。
ジオンはギレンが統治する事になるのか。
いろいろ気になる事がありますね。
最後にシャアについて考察。
今回の映画で分かった事ですけど、ガンダムに固執せず追跡しなかったらアニメ本編でもかなり有利なポジションで残れた可能性がありますね。
無理にガンダムを追い地球に降下。
ついでに復讐をやってガルマ戦死の責任で軍を追放される。
ララァとの出会いで汚名返上しようとするも、部下が命令違反するのも止められなくなりララァに頼らなくてはガンダムから逃げる事も出来なくなり。
どんどん没落していくのもガンダムを追って無理な復讐をやったりしたからなのでしょう。
余裕ある声で仮面の下で微笑んでいるのを見てついついカッコイイように見えちゃうけど。
見えなかったシャアは負けず嫌いでガンダムに負けたままではいられないとプライドが高すぎたうえにララァという女に溺れたダメ男だったのかもしれません。
こうして、映画本編の前半だけを振り返り考察する事で点数は95点と高い評価をするのに対して後半はあまり見所も無く考えれる部分が少ないのでアニメ放映開始して完結してから点数を考えないといけません。
ただ、この映画本編だけで評価するならば80点
戦後でモビルスーツがどのように扱われるのかを考えるにはとても良いストーリーでした。
現実世界でも飛行機、船、軍港、コンピュータ、衛星と戦争で使われた物で戦後の生活が支えられている事実を考えるに、モビルスーツも戦闘用からデチューンされて工業用となるのは考えられます。
日本のJRでロボットを電線等高圧で人が触れて作業るには危険な場所に使用している実例があります。
この例からしてもモビルスーツザクが工業用として再利用されるのは分かる。
また、それを違法利用して闇戦闘で賭けをする。
ローマのコロシアムやスポーツとして競い合う事も考えられる。
そのような戦後でガンダムの役割とは何か?
ジオンへの連邦軍の反乱開始か?
気になる事はありますがアニメ放映開始を待ちましょう。
点数を考えるなら前半95点、後半は80点。
総合85点としています。