アニメ

チ。―地球の運動について―

 

 

最新話を観た。

 

最初は漫画をそのままアニメにしているだけで漫画のほうが面白いよなと思ってた。

 

でも、後半の最終章になると感想は反転。

 

これは漫画ではやれないアニメだからこそ出来た表現だなと賞賛したいです。

 

時代背景として宗教がまだ強く。

字が読めるのも一部の特権階級の人たちだけ。

また、天動説こそが唯一で地動説は嘘であると言われていた時代。

天文学で地動説はもっと昔から存在していて立証をされていない説の一つでした。

それを証明するために翻弄し翻弄された人たちのあったかもしれないお話。

 

何よりアニメ版で優れている点は光の使い方。

この時代背景として人工的な光はローソクの火があるだけ。

あとは月や星の光があるだけ。

その状況を上手く利用しているのが本作である。

また、キャラクターの行動は夜である事が多く、地動説が異端として学ぶ事を禁止されている暗黒時代でもある事を暗示しています。

そのため月や星の灯りがめちゃくちゃ綺麗に表現されている。

そして、最終章では物語開始から数十年後であり長く暗い時代が終わりを告げ。

新しい時代が来る歴史の変わり目。

それを夜明けで表現しているのも凄いですね。

最終章の主人公ドゥラカが夜明けの光を浴びるシーンはまさに地動説の夜明け。

 

それで終わりかと思っていたら23話でノヴァクの最後で光が十字架になっておりノヴァクが許された表現と、ドゥラカが夜明けの光を浴びながらも十字架に磔にされているように描かれている。

敵役が許されているのに主人公は磔にされているとは驚きます。

このあたりは聖書のキリストをモチーフにしておりノヴァクはユダ、主人公は全員合わせてキリストだとしているのでしょう。

 

次が最後の24話だと思いますが、どのような最後になるのか今から楽しみです。

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